起業後の働き方。仕事を充実させるために、3つのカテゴリーに分ける
起業はリスクを負いますし、
それならばより充実した仕事をしたい! と思うのは当然のことです。
こんな考え方を持っていると、充実した仕事につながっていくのではと思います。
仕事を3つのカテゴリーに分ける
仕事に対する考え方となりますが、
仕事を3つのカテゴリーに分けることで、充実度を「見える化」することができます。
分けるカテゴリーは以下の3つです
- 1. ライスワーク(ricework)
- 2. ライフワーク(lifework)
- 3. ライクワーク(likework)
1. ライスワークとは
与えられた義務を果たす仕事です。
ライスとついているようにご飯を食べるための仕事となり、
簡潔に言ってしまうと、お金に直結する仕事となります。
もしかすると楽しみややりがいを感じられにくいかもしれません。
2. ライフワーク
自分の人生にプラスになり、成長させてくれる仕事です。
楽しさややりがいも感じ、自分のスキルアップにもつながります。
将来につながる仕事でもあるため、積極的にパフォーマンスを発揮できます。
3. ライクワーク
ライクと付いているように自分が好きでやる仕事です。
どちらかと言うと、仕事かプライベートかが区別できないような、趣味に近いようなものになります。
売り上げにつながらなくても、好きだからやりたい! そんな生きがいにつながるような仕事です。
どんな割合構成が理想なのか
ライフワークとライフワークのみで仕事を構成するのが理想ですが、
現実は難しいものです。
この3つのワークの「バランスを意識すること」が大切なのだと思っています。
例えば、私の考える、充実感を感じられるであろう割合はこんな感じかなと思っています。
3割 ・・・ ライスワーク
6割 ・・・ ライフワーク
1割 ・・・ ライクワーク
収入の3割は、与えられた仕事を実直にこなし、
6割は将来の成長にもつながりやりがいも感じる仕事をこなし、
残り1割は収入には繋がらなくても
好きな仕事をすることで生きがいを感じる。 という割合です。
まだまだ私自身達成には遠いのですが、
いつも頭の片隅で意識するようにしていまして、
近年ではライフワークの比率が少しずつ大きくなってはきたように思います。
どの割合が充実感を感じやすいか、それは人それぞれだと思います。
収入に直結する割合にもなるので、
自分自身のベストな割合を実験しながら試していくしかありません。
起業当初は、どうしてもライスワークの割合が大きくなってしまうと思います。
しかし、与えられた義務を実直にこなすことも大切なことです。
実直に仕事をこなしていきながら信用を築きつつ、ライフワークを少しずつ増やしていく。
ライフワークにしたい仕事内容は、待っていてもやって来ません。
こちら側から能動的に発信し、受注につなげていく努力も必要になります。
最後に
起業時は、とにかく仕事をいかに受注するかがメインになるはずです。
しかし、この3つのワークを頭の片隅に置いておくのと、そうでないのとでは
無意識のうちにも向かっていく方向が変わってくるはずです。
以上、仕事を充実させるための3つのカテゴリーを見てきました。
こんな考え方もあるんだなぁと思ってもらえるだけでも良いと思います。
参考になりましたらうれしいです。
編集後記
決して、ライスワークだから手を抜くとか、そういう考え方はダメだと思っていて、
私はどの仕事も全力投球なのですが、独立・起業する場合というのは、
仕事を充実させたい…、という想いを持たれていることが多いと思います。
この3つを、意識して持っているだけでも本当に変わってきます。
株式会社イットデザイン
伊藤 亜希
グラフィック・ウェブデザイナー
ブランディングデザイナー
デザイナー歴24年目。
大阪から兵庫へUターン就職→起業。
主な受賞歴に、日本タイポグラフィ年鑑入選など。
【営業時間】平日9:30〜18:00
【休業日】土日祝 年末年始、旧盆期間
お問い合わせはフォームからお願いいたします。
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