起業する時、これだけは用意が必要なデザイン3つ
起業時は、とにかく用意が必要なものがたくさんあります。
その中でも、仕事を受注のために用意しなければいけないデザイン物があります。
どんなものがあるか見ていきたいと思います。
起業する時に必ず必要となるもの3つ
1. ロゴ
ロゴは、ビジネスの顔になるものですので重要です。
ロゴには、ビジネスに対する、想いが形となっていなければいけません。
- なぜそのビジネスをするのか?
- あなたのビジネスが社会に存在する意味は何なのか?
- そして自社ならではの強みと他者との違いは何か?
これらをもとに、表現し内包されたロゴを作成する必要があります。
ロゴは長期にわたり使用していくものですので、
飽きがこない普遍的なデザインにすることも重要です。
2. 名刺
創業時は、とにかくたくさんの方に出会い名刺を渡すことが必要になります。
基本情報はもちろんのこと、
+ αとして「自社の想いや強み」なども積極的に掲載していきましょう。
予算に余裕のある場合には、
名刺の用紙や、仕様(2ツ折タイプ/3ツ折りタイプ)にもこだわってみてください。
3. ウェブサイト
名刺に掲載しきれない情報についてはウェブサイトに誘導し、見ていただく場を作ります。
SNSで代用するのではなく、しっかりとウェブサイトを作ることが重要です。
ウェブサイトはストック型のメディアと呼ばれ、
SNSなどのように情報が流れていってしまいませんし、
情報を資産として貯めていくことができます。
そこで、ウェブサイトに掲載していただきたい内容ですが、
- あなたのビジネスがなぜ生まれたのか、そのストーリー
- パーパス、またはビジョン
- ブランドコンセプト+ブランドステイトメント
になります。
そして、必ずウェブサイトに入れていただきたい「機能」があります。
それは「ブログ」になります。
ブログは意味がないなどと言う意見もありますが、
全くそんな事はありません。
ブログから仕事の受注につながる例は山ほどあります。
ただし、最低でも週に一回は更新すること、内容も充実したものにする必要があります。
さらに、ウェブサイトを作成する上で欠かせないのが「SEO対策」になります。
ネット検索にヒットしやすいような構築、そして運用をする必要があることも忘れてはいけません。
以上、起業時に必ず必要になる3つのデザイン物を見てきました。
実は、これら3つに共通して重要なことがあるのですが、
これらのデザイン物は全て
「統一感を持たせる」
ことが必須になると言うことです。
すべてにおいて同一のイメージ・メッセージを伝える必要があり、
それによって初めて信頼してもらえるようになります。
コンテンツごとに違うイメージやメッセージを伝えてしまっている場合は、
混乱を招く可能性が高くなってしまいます。
最後に、この3つのデザイン物以外にも
ぜひご用意していただきたいものも挙げてみたいと思います。
・ 会社案内
・ チラシ
・ パンフレット
・ 封筒
・ サイン(看板)
これらは、必須ではありませんが用意できていることが理想になります。
創業時はとにかく資金が必要になりますので、
すべてのデザイン物を揃えることは、難しいかもしれません。
ご自分で作れるものもありますが、
できればプロのデザイナーに依頼し、最高のスタートダッシュを切っていただきたいです。
編集後記
このブログは、私の起業時の実体験から、
実際に仕事受注につながったデザイン物をご紹介しました。
この3つ、すべてが揃っていることで受注につながった様に思います。
少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
株式会社イットデザイン
伊藤 亜希
グラフィック・ウェブデザイナー
ブランディングデザイナー
デザイナー歴24年目。
大阪から兵庫へUターン就職→起業。
主な受賞歴に、日本タイポグラフィ年鑑入選など。
【営業時間】平日9:30〜18:00
【休業日】土日祝 年末年始、旧盆期間
お問い合わせはフォームからお願いいたします。
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