【超わかりやすく】 ブランディングとは何なのかを説明します
2022.1.13/更新:2022.1.15 #ブランディング
最初に 「ブランドとは何か」 から見ていきたいと思います。
例えばフリースを買おうと思った時、どちらかを選んだとします。
例えば化粧品を買おうと思った時、いずれかから選んだとします。
このように、たくさんある商品・サービスの中から、
その商品を好んで選ぶことがあると思います。
例えば化粧品では、「この化粧品メーカーのものから買う」などと決められている場合もあるかもしれませんし、
車を購入する際では、とあるメーカーから購入することをあらかじめ決めてから
車種を選ばれる場合もあるでしょう。
ではなぜその商品やサービスを選んだのか?
そこには何らかの「理由」があるはずなのです。
もう一つ例を挙げてみます。
お店でコーヒーを飲もうとした場合、
同じ豆を使ったコーヒーで、
スターバックスでは400円、〇〇カフェでは300円だったとします(仮定)。
スターバックスの方が値段が高いにもかかわらず、スターバックスを選びました。
その理由は
・ スターバックスの店内の雰囲気が好きだから
・ バリスタが淹れるコーヒーが飲みたかったから
かもしれませんし、
他にも理由があったかもしれません。
いずれにせよ、スターバックスには、
お客さんの心の中で 「100円高くても選びたい価値」 があったということです。
このように、
先ほどのフリースや、化粧品、そしてコーヒー。
それぞれその商品を選んだ理由は、
お客さんの心の中で、選ぶ「価値」が認識されていたためです。
この価値が認識され続けることによって「ブランド」となっていきます。
その価値は、目に見えるものではなく、
それぞれのお客さんの心の中にできるものなので、ブランドは「無形資産」だと言われています。
では、ブランディングとは、
簡単に言ってしまうと、
ブランドとなるための「価値づくり活動」 + 「価値を高め続ける活動」
となります。
理想像(目標)を設定し、
それを達成するために、
今何が足りていないのかを知ることから始め、
「現在地」と「理想像(目標)」との間の「差」を埋めていくことで価値を作っていきます。
その差を埋める活動こそが「ブランディング」となります。
活動の内容をごくごく簡単にお伝えすると、
・ 目指す理想像の策定
・ その理想像に近づくための戦略策定
などとなります。
理想像の策定は全体の「軸」となり、この軸作りは肝にもなります。
そして、戦略策定に至っては様々な手段があるため、
時間をかけて行っていく必要があるのです。
因みに…こういったこと全般に対して、
伴奏しながらご支援するのが、私の仕事でもあります。(この戦略策定の中にはデザインも含まれます)
以上ブランディングとは何なのかを見てきました。
市販されているブランディング関連の書籍などは、
どれも難しい言葉が並んでいて分かりづらいですよね。
まずはブランディングの全体像を掴むことが大切だと思います。
ブランディングによってお客さんの心の中に価値を感じてもらえるようになると、
コーヒーを例に挙げましたが、
同じ商品であっても価格が高い方を選んでもらえるようにもなるのです。
ブランディングの狙いは「売れ続ける仕組み作り」だとも言われています。
この「価値」を感じ続けてもらえることによって、
売れ続けることができる、となるわけです。
このブログが、ブランディングを知るきっかけになりましたら幸いです。
今後も、ブランディングについての情報を当ブログではお伝えしていきたいと思っています。
株式会社イットデザイン
伊藤 亜希
グラフィック・ウェブデザイナー
ブランディングデザイナー
デザイナー歴24年目。
大阪から兵庫へUターン就職→起業。
主な受賞歴に、日本タイポグラフィ年鑑入選など。
【営業時間】平日9:30〜18:00
【休業日】土日祝 年末年始、旧盆期間
お問い合わせはフォームからお願いいたします。
Service
サービス案内
Column Category
コラムのカテゴリー
Archive
月別アーカイブ