ブランディングをはじめる前に知っておきたいこと 〜信用力編
ブランドと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
シャネル、ルイ・ヴィトン、もちろんこれらはブランドです。
高級品じゃなくてもブランドとなります。
無印良品、ユニクロ、これらもブランドです。
ここで考えていただきたいのですが、
すべてのブランドで共通して存在するものは何でしょうか?
それは「信用力」なのです。
ここに挙げたブランドも全て信用力を持っています。
信用されなければブランドにはなれません。
ブランドとは「信用力」のこと。
「ブランド化したい!」 と思った時、
どうやって信用力を高めようか…と考える必要があります。
お客さんは、基本的に信用してくれないもの
ここで大きな問題があるのです。
お客さんは、基本的に信用してくれないということです。
あなた自身はどうでしょうか? 想像してみてください。
ブランド化されていないものについて、簡単には信用しないでしょう。
思い当たる事があるのではないでしょうか。
どんなに広告で
「こんなに性能が良いですよー」「こんなに凄いですよー」と訴求したところで、
まずそれだけで信用を得ることは無理です。
ブランド化には信用力が必要。
でもなかなか信用してもらえない。
信用してもらう方法とは?
ただし、1つ方法があるのです。
それは「競合他社より優位に立つ」ことです。
そのカテゴリーでトップになることなんです。
残念ながら2番ではダメで、1番になる必要があります。
なかなか1番になれるポジションがない…。そんな場合は、
地域性でもいいですし、
独自の強みを掛け合わせて、新しいカテゴリーを作っても大丈夫です。
とにかくそのカテゴリーでの1番にこだわります。
なぜ1番にこだわらなければいけないのか?
なぜ1番(トップ)になると良いのか?
それは、信じてもらえるようになるからです。
コスメが好きな方ならご存知の方が多いと思いますが、
@コスメという口コミランキングサイトがあります。
ここでランキング1位を獲得することができると、
格段にそのコスメは信用されるようになります。
「ランキングで1位を取っているのだから、きっと良いコスメなはず」
そう思うようになるのです。
トップに立つことでこれは「本物だ!」 と認識されるようになります。
この「本物だ」と思われることが大事なのです。
それが信用力につながるためです。
最後に
一度信用力を持つと、発信する情報一つとっても受け入れてもらえるようになります。
ただし、その1番になったカテゴリーにそもそも需要がなければ、
残念ながら誰にも知られない…という結果になってしまい、
信用力にはつながりませんので、カテゴリーの決め方も重要になってきます。
人の脳内では、1番しか記憶に強く残りませんし、
1番にならなければ、なかなか思い出してももらえないのです。
ブランディングでは、1番というポジションを探し、
本物であると認識してもらう。
そして信用力を得る。
これらを目指して行う活動になるのです。
株式会社イットデザイン
伊藤 亜希
グラフィック・ウェブデザイナー
ブランディングデザイナー
デザイナー歴24年目。
大阪から兵庫へUターン就職→起業。
主な受賞歴に、日本タイポグラフィ年鑑入選など。
【営業時間】平日9:30〜18:00
【休業日】土日祝 年末年始、旧盆期間
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